お知らせ
今でいう断捨離?季節の変わり目には、一日中こもってしまうクローゼット。片付けは、やりだしたら止まらな~い この気持ちなんなんだろう~
ずらりと並ぶは、私のかつての可愛い子ちゃんたち。それは、本である。今回は30冊ダンボールに入り、ブックオフの集荷を待っている。
友人のススメもあって「電子書籍にしたら?」といわれたが、ページをめくる微かな音や、印刷のほのかなにおいが、たまらなく読書感を沸き立たせる。だから…本は紙が好きなのだ。
しかし、この3冊だけは手放せない。何度繰り返し読んだか。。。。
漱石の「坊ちゃん」は、いつの世代もコミカルなストーリー。「あしながおじさん」は、主人公のジュディ・アボットの奇跡というタイトルがふさわしいと思うストーリー。そして、カミュ「異邦人」の1行目「きょう、ママンが死んだ」。。。。これは、クィーンのボヘミアンラプソディーの歌詞は、ここからきている説は、あなたはご存知だったかしら?
とある場所へ行く前に必ず立ち寄る「ロックフォールカフェ」・・・・。
ビルの入口からすでに、珈琲の香りが漂う。店の扉を開け、はじめに目に飛び込んでくるのが、ピンクの公衆電話(私にはベージュに見える)使用している人は見たことないが、アートだぁ。。。。
お気に入りの席は、窓際からカウンター4番目。ちょうどいい角度で、マスターが珈琲を淹れる姿がみえる。初めて来店した時、オススメは?と尋ねたら「ないよ」なんて笑顔で言ってくれたマスター…
一杯目は、フレンチをいただき時間があれば二杯目はマイルドをほんの少しミルクを入れる。
まだ、喫茶店と呼ぶのにふさわしい店内は、珈琲の香りがしみついている・・・・。
私が写真を撮りはじめたのは、ロバート・キャパ展を観てからだった。
モノクロの写真が並び、負傷した兵士、泣き叫ぶ子どもたち、顔を手で覆ってしまいそうな写真ばかりであった。目の前の作品は、すべて世界へ語りかけているのだろうか、というより訴えているという方が現代にふさわしい。
だが、そんな写真ばかりではない、笑い声が聞こえてきそうな、ピカソと息子のクロード、おしゃべりの内容を盗み聞きしたくなるような、ヘミングウェイと息子のグレゴリー、そしてハリウッドの美しいイングリッド・バーグマン・・・・。どれも、人間らしさが感じられる作品も数多くある。
キャパの座右の銘「きみの写真が十分に良くないとしたら、それはもっと近寄らないからだ」・・・・
わかりやすい。
未だ、戦争がつづく・・・・平和を祈り、信じて、今一度、ロバート・キャパの写真集を
開いてみたのである・・・・。
コロンとした小さな玉ねぎペコロス。。。。
見つけるたびに「ぐるめ小僧」という焼き鳥屋を思い出す。
注文すると、不揃いのペコロスが串にささって焼かれテーブルへと運ばれるまで
やや時間がかかった。だが、もうそれも食べられない。。。。
寡黙にひたすら串を焼き続ける大将が、この世を去ってしまったからだ。。。。
何度も再現しようと試みたが、大将の味にたどりつくことはできない。
何人もの友人、知人を連れ足を運んだ「ぐるめ小僧」私の中では、うまい!
思い出のペコロスの肉詰めであり続けるだろう・・・・。
やさい&わいん モンフレールです。
構想と準備で三年、お陰様で、リニューアルオープンすることが出来ました。
また、この場所でお目にかかれて光栄です。
これからも楽しいこと、うれしいこと、おいしいもの、オシャレなこと、そして発見!を、お伝えさせていただきたいと思います。
長いおつき合いよろしくお願いします。
Mon Frère
Yukari Ishida
