ロバート・キャパ そして…平和

私が写真を撮りはじめたのは、ロバート・キャパ展を観てからだった。

モノクロの写真が並び、負傷した兵士、泣き叫ぶ子どもたち、顔を手で覆ってしまいそうな写真ばかりであった。目の前の作品は、すべて世界へ語りかけているのだろうか、というより訴えているという方が現代にふさわしい。

だが、そんな写真ばかりではない、笑い声が聞こえてきそうな、ピカソと息子のクロード、おしゃべりの内容を盗み聞きしたくなるような、ヘミングウェイと息子のグレゴリー、そしてハリウッドの美しいイングリッド・バーグマン・・・・。どれも、人間らしさが感じられる作品も数多くある。

キャパの座右の銘「きみの写真が十分に良くないとしたら、それはもっと近寄らないからだ」・・・・

わかりやすい。

未だ、戦争がつづく・・・・平和を祈り、信じて、今一度、ロバート・キャパの写真集を

開いてみたのである・・・・。

思い出のペコロスの肉詰め
珈琲の香り~

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