映画と写真

すっかり映画館で”観る”ということがなくなり、上映期間が短く観たかった映画のチケットを購入しようと思ったら、既に上映が終わっていたことがあり逃がした映画がたくさんある。。。HuluやNetflixで配信されたものを観ることが、いつの間にかあたり前となった・・・(映画館好きなんだけどなぁ)

2021年に公開され話題作となった「MINAMATA」1971年~74年の三年間、水俣で暮らし公害に苦しむ人々を撮影し世界に伝えたアメリカの写真家ウィリアム・ユージン・スミスの実話である。

演じたのは、キャラの濃い役にはぴったりなジョニー・デップ。半世紀前の公害問題であるが、教科書に掲載されているので知らない人はいないであろう。地元の人は現在でも苦しんでいる。

うまく語ることは出来ないが、今ではSNSでたちまちのうちにアップされ一瞬で大騒ぎになり、そして次の話題がアップされると前のはあっという間に忘れ去られる、そのスピード感は恐ろしい、、、、

「日本は平和ボケの国」と誰かが言った。しかし、公害、災害、事故、そして必ずといってもいいほど起きている大地震。自然と環境の変化と戦っている国である。

写真はその時、瞬間を捉え身動きせずに見るもの側に印象深いものを与え、次世代へ残すことが出来ると感じた。

写真のように一度、静止し目を向ける大切さが必要であると「MINAMATA」を観てそう思う。

ジョニー・デップの演技は美しく、カメラを構える姿はセクシーであった・・・

わいん&わたし
2月3月Lesson13.14

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